練習パッドのメリット(音量・持ち運び)

「ドラムを練習したいけど、家では音が大きすぎる…」と悩む人にとって、練習パッドは救世主のような存在です。
- 音量が小さい
練習パッドはゴムやシリコン素材で作られているため、実際のドラムに比べて圧倒的に静かです。マンションやアパートでも気兼ねなく使えます。 - 持ち運びが便利
軽量かつコンパクトで、カバンに入れてスタジオや学校に持っていけます。ドラムセットがなくても練習できるので、移動中や旅行先でも基礎練習が可能です。 - 基礎力が身につく
音量や派手さはないですが、リズム感や手首のコントロールを磨くには最適。プロドラマーでも毎日のように練習パッドを使って基礎を固めています。
基本的な練習パターン
シングルストローク
ドラムの最も基本的な叩き方。右手と左手を交互に「RLRL…」と叩きます。
- ポイント
- 均等な音量で叩く
- 音の高さや強さがバラつかないように注意
- ゆっくりのテンポから始めて正確さを意識
- 具体例
BPM60で1分間叩き続ける → 70 → 80と段階的にテンポを上げていくと、安定感が増してきます。
正しいドラムスティックを持つこともとても大切です。こちらの記事ではドラムスティックの正しい持ち方を解説しています。
⇨ドラムスティックの正しい持ち方|初心者向け解説【完全ガイド】
ダブルストローク
右手2回・左手2回(RRLL)で叩く練習。スムーズにできるようになると、ロールやフレーズに応用できます。
- ポイント
- 1打目は手首、2打目は指でスティックの跳ね返りを利用
- 均等なリズムを意識して「ドドッ、パパッ」と滑らかに叩く
- 具体例
練習パッドにスティックを落として自然に跳ね返る感覚を掴む。最初は弱く、徐々に力をコントロールする練習をすると良いです。
こちらの動画も参考にしてみてください。
メトロノームと組み合わせた練習法

練習パッドの効果を最大化するには、メトロノームの使用が必須です。
- 四分音符練習
BPM60で「タン・タン・タン・タン」と安定させる。 - 八分音符練習
「タタ・タタ・タタ・タタ」と倍のスピードで。 - 16分音符練習
「タタタタ・タタタタ」と正確さを意識。
👉 メトロノームを使うと、自分がテンポを前のめりにしているか遅れているかが一目瞭然。リズム感を鍛える近道です。
⇨ドラムのリズム感がない人の改善練習法|初心者でもできる鍛え方【完全ガイド】
練習パッドのおすすめ商品紹介
EVANS RealFeel
ゴム素材で耐久性が高く、プロドラマー愛用者も多い。叩き心地がスネアに近いのが魅力。
Vic Firth Double-Sided Pad
片面は硬め、もう片面は柔らかめで、叩き心地を変えて練習可能。音の違いを意識できるため、表現力の幅が広がります。
TAMA Silent Pad
日本メーカーTAMAの静音パッド。音量が特に小さいので、夜間練習でも安心です。
Roland RMP-5
電子式の練習パッド。内蔵メトロノームやトレーニング機能があり、練習効率を数値で確認できます。
練習パッドを使う上達のコツ
- 短時間でも毎日触る
5分でもいいので習慣化することが大切。 - 正しいフォームを意識
肩や腕に余計な力が入っていないかチェック。 - 録音して確認
パッドの音をスマホで録音し、左右のバランスを聴き直すと効果的。
まとめ|練習パッドで基礎を固めよう
練習パッドは静かで持ち運びやすく、基礎を磨く最適なアイテムです。シングルストローク・ダブルストロークを毎日繰り返し、メトロノームと併用することで確実にリズム感が育ちます。
もっと効率よく上達したい人へ
独学だけでなく、プロの講師に基礎から指導してもらうとリズム感は一気に伸びます。
👉【2025年最新】初心者におすすめのドラム教室5選|基礎から学べる安心レッスン
子供のうちからドラムを習うこともおすすめです。幼児や小学生~中学生を対象にした音楽教室も数々あるので若い時からレッスンに通って基礎を身に着けることもおすすめです。
👉子供におすすめのドラム教室5選|小学生・中学生に人気レッスン【2025年版】