「ドラムを習ってみたいけれど、どの教室を選べばいいか分からない」——ドラム教室選びには、他の楽器にはない独特の難しさがあります。
まず、教室の数そのものが少ないこと。ドラムは防音設備とドラムセットが必要なため、ボイトレやギターに比べて開講している教室が限られます。同じ音楽教室でも「ボーカルは全国100校だけどドラムは10校だけ」ということが実際に起こります。
そして最大の悩みが練習場所です。自宅で叩ける環境がある人はごくわずかで、「レッスンの時しかドラムに触れない」という状態では、なかなか上達しません。だからこそ、教室が練習ブースを開放しているか、通い放題なのかが、他の楽器以上に重要な選択基準になります。
そこでmuuugicでは、全国の主要ドラム教室6校(シアーミュージック・MUZYX・NAYUTAS・椿音楽教室・EYS音楽教室・オトノミチシルベ)を対象にした「ドラム教室ぴったり診断」を用意しました。お住まいの都道府県・目的・練習環境の希望など8つの質問に答えるだけで、あなたに合う教室をマッチ度順に表示します。所要時間は約30秒、もちろん無料です。
ドラム教室診断
当てはまる項目を選ぶだけで、全国の主要ドラム教室6校からあなたに合う教室を絞り込み、おすすめ順に表示します。すべて「こだわらない」のままでもOK!
ドラムは楽器が大きいため教室数が限られますが、オンライン対応の教室なら電子ドラムを使って全国どこからでも受講できます。以下にはオンライン対応教室のみを表示しています。
| 教室名 | 通える? | 月額目安 | 時間 | 自主練習 | 特徴 |
|---|
※料金はすべて税込・2026年7月調査時点の目安です(月2回コース基準)。NAYUTASのドラムコースは開講校舎が限られ、2026年7月時点で16校・10都府県のみの対応です。MUZYXのドラムは対面のみでオンライン非対応、月額9,800円は6ヶ月まとめ払いの場合(月々払いは13,980円)、小学生以下は受講できません。EYS音楽教室の楽器コースは土日を含む通常プランの金額で、平日割引プランなら月2回12,480円です。椿音楽教室は対面の場合レッスン料とは別にスタジオ代がかかります。対面レッスンは基本的にスタジオの生ドラムを使用します。料金の詳しい比較は料金の安いドラム教室の記事もご覧ください。※本診断にはプロモーションが含まれます。
診断対象の6教室はこんな教室!それぞれの特徴まとめ
診断に登場する6教室は、いずれも当サイトが料金・レッスン内容・通いやすさを調査したうえで選んだ主要ドラム教室です。どんな人に向いているのかを簡潔にまとめました。
シアーミュージック|練習ブースを無料で使える最大手
全国約100校を展開する業界最大手で、ドラム教室としての最大の強みは空いているブースを無料でレンタルして自主練習できる点にあります。自宅にドラムがなくても練習環境を確保できるため、上達スピードがまったく変わってきます。講師はポップス・ロック・ジャズなど専門ジャンルを持つ人が在籍しており、レッスンごとに自分のやりたいジャンルに合わせて選べるのも魅力。料金は1回45分・月2回で11,000円、入会金2,200円と、大手の中では始めやすい水準です。
→ 詳しくはシアーミュージックの口コミ・評判記事をご覧ください。
MUZYX(ミュージックス)|通い放題で練習場所も確保できる
月額定額のサブスク型で毎日通い放題という、他の5校とはまったく異なるシステムのドラム教室です。1日2時間まで何度でも通えるため、レッスンと練習の場を同時に確保できるのが最大の利点。ドラムは自宅練習が難しい楽器なので、この仕組みは特に相性が良いといえます。月額9,800円は6ヶ月まとめ払いの場合の金額で、月々払いだと13,980円です。なお、小学生以下は受講できません。
→ 詳しくはMUZYXの口コミ・評判記事をご覧ください。
NAYUTAS(ナユタス)|本物のドラムセットで基礎から学べる
完全マンツーマンで、本物のドラムセットを使ったレッスンを受けられるのが特徴。練習パッドだけで済ませず、最初から実際のドラムで叩けるため、実践的な感覚が身につきます。自習用の防音室を無料で使えるのも見逃せないポイント。ただし注意点として、ドラムコースを開講している校舎は全国で16校・10都府県のみとかなり限られます。ボーカルコースがある校舎でもドラムは受講できない場合があるので、必ず対応校舎を確認してください。
→ 詳しくはナユタスの口コミ・評判記事をご覧ください。
椿音楽教室|1回60分でたっぷり叩ける
1回のレッスンが60分と長めなのが、ドラムでは想像以上に大きなメリットです。ドラムはセッティングやチューニング、片付けなど演奏以外に時間を取られる楽器のため、45分レッスンだと実際に叩ける時間は意外と短くなります。その点60分あれば、ウォーミングアップからじっくり取り組めます。音大出身講師による固定担任制で、基礎から体系的に学びたい人に向いています。レッスン料とは別にスタジオ代がかかる点は覚えておきましょう。
→ 詳しくは椿音楽教室の口コミ・評判記事をご覧ください。
EYS音楽教室|満足できなければ無料で受け直せる
満足できなかったレッスンを無料で受け直せる**「ENJOY保証」**が特徴の総合音楽教室。オールフリー制で毎回講師と日時を選べるため、シフト制の仕事でも通いやすい仕組みです。子供向けにはEYS-Kidsのドラムコースがあり、楽器プレゼント制度の対象にもなっています。楽器コースの料金は土日を含む通常プランで月2回13,280円、平日10〜22時の平日割引プランなら12,480円です。
→ 詳しくはEYS音楽教室の口コミ・評判記事をご覧ください。
オトノミチシルベ|現役プロドラマーに初期費用ゼロで習える
講師全員が現役のプロミュージシャンという実力派スクール。入会金・教材費・スタジオ代がすべて無料で、月謝以外の出費がほぼ発生しません。1回60分の自由予約制なので、仕事のスケジュールが不規則な人でも続けやすいのが特徴です。初心者の基礎リズムやスティックコントロールから、経験者向けのジャズ・ファンク・ロックまで幅広く対応しています。
後悔しないドラム教室の選び方5つのポイント
診断結果を最終決定する前に、以下の5点を押さえておくと失敗を防げます。
1. 「練習場所をどう確保するか」を最初に考える
ドラム上達の最大のハードルは、レッスン以外に叩ける場所がないことです。週1回のレッスンだけでは、前回教わったことを忘れた状態で次のレッスンを迎えるという悪循環に陥りがち。対策は3つあります。①シアーミュージックのように練習ブースを無料開放している教室を選ぶ、②MUZYXのように通い放題の教室を選ぶ、③自分で音楽スタジオの個人練習(1時間500〜1,000円程度)を利用する。診断のQ4で「自宅で叩けない」を選ぶと、①②に該当する教室が優先表示されます。自宅練習の工夫についてはドラム練習パッドの使い方の記事も参考にしてください。
2. レッスン時間の長さを軽視しない
ドラムはセッティングと片付けに時間がかかる楽器です。スティックの準備、椅子やシンバルの高さ調整、レッスン後の原状復帰まで含めると、45分のレッスンで実際に叩けるのは30分程度ということも。60分レッスンの教室(椿音楽教室・オトノミチシルベ)は、この点で効率的です。もちろん料金とのバランスもあるので、「1分あたりいくらか」で比べると判断しやすくなります。
3. 教室の数が少ないので、通える範囲を先に確認する
冒頭でも触れたとおり、ドラムは開講している教室・校舎が他の楽器より大幅に少ないのが実情です。特にNAYUTASはボーカルなら全国32都道府県に対応していますが、ドラムは10都府県のみ。「有名だから近くにもあるはず」という思い込みは禁物です。診断のQ1で都道府県を選べば、実際に通える教室だけに絞り込めます。
4. 目的によって選ぶべき教室は変わる
「バンドを組んで演奏したい」のか「リズム感を鍛えたい」のか「趣味で好きな曲を叩きたい」のかで、最適な教室は変わります。バンド志向なら実際のドラムセットで実践的に練習できる環境を、リズム感の基礎を固めたいならマンツーマンで細かくフォームを見てもらえる教室を選ぶのが近道です。リズム感の鍛え方そのものについてはドラムのリズム感の改善法の記事で詳しく解説しています。
5. 必ず体験レッスンで「叩いてみる」
ドラムは他の楽器以上に、実際に叩いてみないと分からないことが多い楽器です。スタジオの防音環境、ドラムセットの状態、講師との相性、そして何より「自分が楽しいと感じるか」。ほとんどの教室が無料体験を実施しているので、気になる教室が2〜3校あるなら体験をはしごして比べるのがおすすめです。初心者向けの教室選びは初心者におすすめのドラム教室の記事でも解説しています。
よくある質問
Q自宅にドラムがなくても大丈夫ですか?
まったく問題ありません。むしろドラム教室に通う人のほとんどは自宅にドラムを持っていません。レッスンでは教室のドラムセットを使うので、手ぶらで通えます(スティックだけ持参を求められる場合もあります)。
ただし上達を考えるなら、レッスン以外に叩ける時間を作りたいところ。シアーミュージックのように練習ブースを無料で使える教室や、MUZYXのような通い放題の教室を選ぶと、この問題を一気に解決できます。自宅では練習パッドを使った基礎練習も効果的です。
Qドラム教室の料金相場はどのくらいですか?
マンツーマンレッスンの場合、月2回で11,000〜16,000円程度が相場です。1回あたりにすると5,500〜8,000円前後になります。これに加えて入会金(無料〜17,000円程度)や、教室によってはスタジオ代・校舎管理費がかかります。一方、MUZYXのような定額通い放題型は月額9,800円〜と、通う回数次第で1回あたりの単価が大きく下がります。料金重視で選びたい方は料金の安いドラム教室の記事もご覧ください。
Q完全な初心者ですが、ついていけますか?
心配いりません。ドラム教室に通い始める人の大半は未経験からのスタートです。スティックの持ち方や座り方といった本当の基礎から教えてもらえますし、マンツーマンなら自分のペースで進められます。むしろ独学だとフォームの癖がつきやすく、後から矯正するほうが大変です。初心者向けの教室選びは初心者におすすめのドラム教室の記事で詳しく解説しています。
Qレッスンは電子ドラムですか?生ドラムですか?
対面レッスンの場合、ほとんどの教室が音楽スタジオの生ドラム(アコースティックドラム)を使用します。NAYUTASのように「本物のドラムセットで練習できる」ことを明示している教室もあります。生ドラムは音の強弱やペダルの感触が電子ドラムと大きく異なるため、実際のバンド演奏を目指すなら生ドラムでの練習が理想的です。
一方、オンラインレッスンの場合は自宅の電子ドラムを使うのが前提になります。使用機材が気になる場合は、体験レッスン時に確認しておくと安心です。
Qドラムはオンラインでも習えますか?
習えますが、自宅に電子ドラムなどの機材があることが前提になります。今回の6教室のうち、椿音楽教室・EYS音楽教室・オトノミチシルベがオンラインに対応しています(MUZYXのオンラインはギターのみでドラムは対象外です)。
フォームやリズムの確認はオンラインでも十分可能ですが、生ドラムの音量バランスやペダルの踏み込みといった感覚は対面でないと伝わりにくい面もあります。近くに教室がない場合の有力な選択肢、という位置づけで考えるとよいでしょう。
Qレッスンは45分と60分でどのくらい違いますか?
ドラムでは、この15分の差が想像以上に大きく効きます。ドラムはセッティングや片付けに時間がかかる楽器で、椅子やシンバルの高さ調整、レッスン後の原状復帰まで含めると、45分のうち実際に叩けるのは30〜35分程度になることも珍しくありません。
60分レッスンの教室(椿音楽教室・オトノミチシルベ)なら、ウォーミングアップから曲の練習までじっくり取り組めます。ただし料金も上がるので、「1分あたりの料金」で比較して判断するのがおすすめです。
Q子供でもドラム教室に通えますか?
通えます。診断で「子供が通う」を選ぶと、子供の受け入れ実績がある教室にバッジが表示されます。EYS音楽教室にはEYS-Kidsという子供向けブランドがあり、NAYUTASにも子供料金が用意されています。ただしMUZYXは小学生以下の受講ができませんので、その場合は診断結果に「中学生以上のみ」と表示されます。
ドラムは足がペダルに届く必要があるため、小さいお子さんの場合は体験レッスン時に相談してみてください。子供向けの教室選びは子供におすすめのドラム教室の記事で詳しく紹介しています。
Q近くにドラム教室がない場合はどうすればいい?
ドラムは防音設備とドラムセットが必要なため、他の楽器より教室数が少ないのが実情です。診断で都道府県を選んだ際、対面で通える教室がない場合はオンライン対応の教室が自動で表示されます。
また、大手でもコースによって開講校舎が違う点には注意が必要です。たとえばNAYUTASはボーカルなら全国32都道府県に対応していますが、ドラムコースの開講は10都府県16校のみ。「有名な教室だから近くにもあるはず」と思い込まず、必ず対応校舎を確認してください。


