「カラオケの採点で、いつも80点台から上がらない」「DAMとJOYSOUNDで点数が違うのはなぜ?」。この記事では、DAMの「精密採点Ai Heart」とJOYSOUNDの「分析採点AI+」を中心に、採点の仕組みと、結果画面で低かった項目ごとの点数の上げ方をまとめます。
採点の説明は、DAM・JOYSOUNDの公式サイトで確認できた内容をもとにしています(2026年10月時点)。「何点から上手いと言えるのか」という目安も、公式の情報から紹介します。
DAMとJOYSOUNDの採点の違い
DAMとJOYSOUNDでは、採点の名前も、結果画面に出る項目も少しずつ違います。まずは、採点が何を見ているのかを図で確認しましょう。
採点が見ているのは、大きく分けて2つ
正確に歌えているか
- 音程
- リズム
- 安定性・安定感
- ロングトーン
聴いて上手く感じるか
- 抑揚・表現力
- しゃくり・こぶし・フォール・ビブラート
- ボーナスDAMはハートボーナス・Ai感性ボーナス、JOYSOUNDはAIボーナス
総合点(100点満点)
※わかりやすくするための分け方です。DAMの精密採点Ai Heartは、歌の正確さだけでなく、実際に聴いて上手いと感じられるかを採点に取り入れています。
DAMとJOYSOUNDの違いは、次の表のとおりです。
| DAM | JOYSOUND | |
|---|---|---|
| 最新の採点 | 精密採点Ai HeartLIVE DAM WAO!(2025年4月発売) | 分析採点AI+JOYSOUND X1(2023年発売) |
| ひとつ前の採点 | 精密採点AiLIVE DAM Ai・LIVE DAM AiR | 分析採点AIJOYSOUND MAX GO |
| 結果画面の主な項目 | 音程・安定性・表現力・リズム・ビブラート&ロングトーンAi Heartは「聴感」も評価 | 音程・安定感・抑揚・ロングトーン・テクニック公式ヘルプではリズムも評価の要素 |
| 技法(テクニック) | しゃくり・こぶし・フォール・ビブラートAi Heartはアクセント・ハンマリングも | こぶし・しゃくり・ビブラート |
| ボーナス | ハートボーナス(Ai Heart)AiはAi感性ボーナス | AIボーナス |
| 練習に役立つ表示 | 音域・声域の表示、分析レポート、全国平均点 | 音程の推移グラフ、音域・声域の表示、分析採点マスター |
| キーを変えると | 採点に影響しない(公式) | 点数に影響しない(公式) |
各社の公式サイトで確認できた内容をもとにまとめています(2026年10月時点)。
DAM「精密採点Ai Heart」「精密採点Ai」の仕組み
精密採点Ai Heartは、2025年4月に発売されたLIVE DAM WAO!に搭載されている採点です。歌の正確さだけでなく、聴いて上手いと感じられるかを採点に取り入れているのが特徴です。歌声の聴き心地に関わる要素を数値にする「聴感」と、歌い方をハートのタイプで判定して加点する「ハートボーナス」があります。
技法は、しゃくり・こぶし・フォール・ビブラートに加えて、音符の先頭を強調して歌う「アクセント」と、一つの発音を2回に分けるように音程に段差をつける「ハンマリング」が加わりました。
ひとつ前の精密採点Ai(LIVE DAM Ai・LIVE DAM AiR)では、人の感情を揺さぶる歌声を検出する「Ai感性」がボーナスの中心です。それまでの音程・ビブラート・表現力のボーナスが、「Ai感性ボーナス」にまとめられています。結果画面のレーダーチャートには、音程・安定性・表現力・リズム・ビブラート&ロングトーンといった項目が並びます。
JOYSOUND「分析採点AI+」「分析採点AI」「分析採点マスター」の仕組み
分析採点AI+はJOYSOUND X1、分析採点AIはJOYSOUND MAX GOに搭載されている採点です。結果画面には、音程・安定感・抑揚・ロングトーン・テクニック(こぶし・しゃくり・ビブラート)の点数と、AIが歌うま要素を判断して加える「AIボーナス」が表示されます。公式のヘルプでは、リズムも評価の要素に挙げられています。
分析採点マスターは、区間ごとの音程一致率がグラフで表示され、テクニックが出た場所にアイコンが出る、練習に向いた採点です。JOYSOUND X1・MAX GO・MAX2・MAXで使えます。
どちらの採点も、加点だけでなく減点もあります。JOYSOUNDは「加点、減点の両方の要素があります」と案内しており、DAMの開発者も、上手く聴こえる部分は加点し、不自然に聴こえる部分は減点すると話しています。
キーを変えても点数は下がらない
原曲キーで歌わないと点数が下がる、と思っている人もいますが、どちらもキーの変更そのものは点数に影響しません。DAMは「キー変更自体は採点に影響しません」、JOYSOUNDは「キーは原曲キーではなくても点数に影響はありません」と、公式サイトで案内しています。
キーを下げると、ガイドメロディーのバーも同じだけ下がる
原キー
キーを2つ下げた場合
地声で届かず、外れやすい音地声で届く音
DAM・JOYSOUNDとも、キーの変更そのものは点数に影響しません。届かない音がなくなるところまで下げて、音程を正確に取るほうが点数につながります。
DAMは、原曲キーで無理に歌うより、自分に合ったキーで丁寧に歌うことが、音程の高評価につながるとしています。高い音で苦しくなるなら、ためらわずにキーを下げましょう。
カラオケは何点から上手い?点数の目安と見方
「90点を超えたら上手い」とよく言われますが、DAMもJOYSOUNDも、何点から上手いかという基準は公表していません。ただし、目安を考える手がかりは公式の情報の中にあります。
DAMの開発者は「94、95点が出せれば十分上手い」
DAM公式サイトのインタビューで、精密採点Aiの開発者は「94、95点が出せる方は十分に上手いですし、それと100点を取るためにはどうしたらいいかというのは、また別の話です。」と話しています。精密採点Aiで94〜95点が出ていれば、十分上手いと考えてよいでしょう。最新の精密採点Ai Heartについては、同じような目安はまだ公表されていません。
平均点は曲によって大きく違う
JOYSOUNDの公式特集では、2024年10月の「全国採点GP」の平均点をもとに、曲を難易度別に分けて紹介しています。紹介されている曲を見ると、「EASY」の曲は平均点が90〜92点台、「NORMAL」の曲は86〜89点台でした。平均点が高い曲と低い曲では、同じ90点でも意味が違います。
公式の情報から見る「点数の目安」
DAM精密採点Ai
- 94〜95点:開発者が「十分に上手い」と話す点数
JOYSOUND全国採点GPの曲ごとの平均点(公式特集・2024年10月)
- NORMALの曲:86〜89点台
- EASYの曲:90〜92点台
※採点の種類が違うので、2本の帯どうしを比べることはできません。JOYSOUNDの帯は、公式特集で紹介されている曲の平均点の範囲です。
いちばん確かな目安は「その曲の平均点」と「自分の前回の点数」
DAMの開発者は、何点が取れればいいのか基準がわからないという声を受けて、精密採点DXのときに全国平均点を表示するようにしたと話しています。精密採点Aiでは、前回の得点と最高得点も結果画面に表示されます。JOYSOUNDは、うたスキのマイルームに採点結果を保存すると、曲ごとの最高点を「自己ベスト」で確認できます。
| 見るところ | DAM | JOYSOUND |
|---|---|---|
| その曲の平均点 | 精密採点DXから、結果画面に全国平均点を表示 | 公式サイトの特集で、曲ごとの平均点を紹介(全国採点GP) |
| 自分の記録 | 精密採点Aiは結果画面に前回の得点と最高得点を表示。DAM★ともに採点結果を記録できる | うたスキのマイルームに結果を保存すると、曲ごとの最高点を「自己ベスト」で確認できる |
| 弱い項目 | レーダーチャート、分析レポート | 項目別の点数、総評、音程の推移グラフ |
つまり、「その曲の平均点より上か」「前回の自分より上がったか」を見るのが、いちばん確かな目安です。平均点を超えたら、次は弱い項目を1つずつ上げていきましょう。
機種や採点が違うと、点数は比べられない
同じ人が同じ曲を歌っても、採点の種類が変わると点数は変わります。DAMの開発者は、精密採点DX-Gで90点に届かなかった人が精密採点Aiで90点以上を出せるようになった一方、100点は取りにくくなったという声もあると話しています。DAMには、判定基準がやさしい「精密採点NIGHT」もあります。点数を比べるときは、同じ採点どうしで比べましょう。
点数を上げる第一歩:自分に合う曲とキーを選ぶ
点数を上げるうえで、最初に効くのは音程を合わせることです。DAMの開発者も「その歌い方を維持したまま、音程を合わせていきましょう。そうすれば、自然と95点くらいは出るようになります。」と話しています。そして音程を合わせやすくする近道が、自分の声に合う曲とキーを選ぶことです。
音域チェッカーで自分の音域を知る
まずは、自分がどの高さまで声を出せるかを知りましょう。スマホやパソコンのマイクに向かって声を出すだけで、地声の最高音や最低音がわかります。
キー計算ツールで下げ幅を決める
キーを変えても点数は下がらないので、高くて苦しい曲はキーを下げて歌いましょう。キー計算ツールを使えば、自分の音域と曲の音域から、ちょうどいい下げ幅がわかります。
DAMの精密採点では、演奏が始まると曲の音域が鍵盤の形で表示され、結果画面では正しく出せなかった音の鍵盤が赤く表示されます。高い側に赤い鍵盤があれば次はキーを下げ、低い側にあればキーを上げると歌いやすくなります。JOYSOUNDの分析採点AI+/AIでも、結果画面で曲の音域と自分の声域が表示され、キーに合った曲がおすすめされます。
歌いやすい曲から選ぶ
自分の音域に合う曲がわからないときは、音域つきの曲紹介から選ぶのも手です。高い声が苦手な男性は「高音が出ない男性向けのカラオケ曲」、声が低めの女性は「声が低い女性でも歌いやすいカラオケ曲」で、地声の最高音別に歌いやすい曲を紹介しています。
低かった項目別:点数を上げるコツ
結果画面で点数が低かった項目から手をつけると、効率よく点数が上がります。下のボタンで項目を選ぶと、DAM・JOYSOUNDそれぞれで何が見られているかと、上げ方のコツが表示されます。
結果画面で低かった項目は?
項目を選ぶと、DAM・JOYSOUNDそれぞれで何が見られているかと、点数を上げるコツが表示されます。
音程が低かったとき
点数を上げるコツ
- 高くて苦しい曲はキーを下げる(キーを変えても減点されない)
- 結果画面で、音程を外した区間を確認する
- 少し低めにずれる人は、息をしっかり吸い、少し高めを意識する
詳しくは音程が合わない原因と直し方
安定性・安定感が低かったとき
点数を上げるコツ
- フレーズの始めにしっかり息を吸う
- 技法を入れすぎない
- 音を伸ばすあいだ、息の量を一定に保つ
詳しくは歌が上手くなる方法
抑揚・表現力が低かったとき
点数を上げるコツ
- 原曲を聴き、ささやく部分と力強い部分を真似する
- サビに向けて声量を上げていく
- マイクの距離で強弱をつけない(精密採点Aiでは減点の対象)
詳しくは声量を上げる方法
ロングトーンが低かったとき
点数を上げるコツ
- 伸ばす前に、しっかり息を吸っておく
- お腹で支えて、音程をふらつかせない
- まっすぐ伸ばしてから、最後にビブラートをかける
詳しくは歌が上手くなる方法
ビブラートが低かったとき
点数を上げるコツ
- 一定の音程の幅と間隔で揺らす
- 揺れがきれいに出ないうちは、まっすぐ伸ばす
- DAMでビブラートの評価が低い人は、使わずに歌うと点が上がることも
詳しくは歌が上手くなる方法
しゃくり・こぶし・フォールが低かったとき
点数を上げるコツ
- いちばん取り入れやすい、しゃくりから始める
- 同じ技法ばかりでなく、いくつかを組み合わせる
- 原曲で歌手が使っている場所を真似する
詳しくは歌が上手くなる方法
リズムが低かったとき
点数を上げるコツ
- 伴奏をよく聴き、体で拍を取りながら歌う
- 歌い出しのタイミングを原曲で確認する
- 言葉の多い部分は、先にリズムだけ口ずさむ
詳しくは歌が上手くなる方法
ボーナスが低かったとき
点数を上げるコツ
- 音程をなぞるより、原曲の歌い方を真似て気持ちよく歌う
- 歌っている最中のゲージが伸びる歌い方を覚える
- その歌い方のまま、音程を合わせていく
詳しくは歌が上手くなる方法
技法や音程のずれが、音程の動きとしてどう見えるかを図にまとめました。結果画面の技法の名前と見比べてみてください。
図で見る:音程の動きと技法
ガイドメロディーのバー 歌った音程
正しい音程
ガイドのバーに沿って、まっすぐ合っている
フラット気味
音程が半音の半分ほど低い(DAMの分析レポート)
ロングトーン
一回の息で、同じ高さの音を長く出す
ビブラート
伸ばしている音を、一定の幅と間隔で揺らす
しゃくり
低い音から、本来の音へ滑らかに上げる
こぶし
メロディーの中で、音を細かく動かす
フォール
本来の音から、滑らかに下げる
ハンマリング
一つの発音を2回に分けるように、音程に段差をつける(Ai Heartで追加)
音程
DAMは原曲のメロディーラインに合わせて正確に歌えているか、JOYSOUNDは歌った曲全体の音程一致率を見ています。高くて苦しい曲は、まずキーを下げましょう。DAMの分析レポートで「フラット気味」と出る人は、音程が半音の半分ほど低くなっている状態です。DAMは、しっかり息を吸うこと、少し高めを意識して歌うこと、ガイドメロディーをOFFにして試すことをすすめています。
音程のずれは、音痴診断(音感テスト)でスコアとして確かめられます。原因と練習法は「音程が合わない原因と直し方」で詳しく解説しています。
安定性・安定感
DAMは音程が不安定に震えていないか、声がまっすぐ出ているかを、JOYSOUNDは音程がぶれず安定して歌えているかを見ています。DAMは、フレーズの始めにしっかり息を吸うと、震えずに安定して発声しやすくなるとしています。また、技法をたくさん入れすぎると安定性が下がることもあるので、まずはまっすぐ歌うことを優先しましょう。
抑揚・表現力
抑揚は、声の大きさに強弱をつけることです。JOYSOUNDはAメロ・Bメロ・サビなど曲の展開に合わせた強弱を見ており、DAMの表現力には、抑揚に加えて、しゃくり・こぶし・フォールといった技法も含まれます。DAMは、原曲をよく聴いて、ささやくように歌う部分と力強く歌う部分を見つけ、真似することをすすめています。
なお、マイクの距離を変えて抑揚の点を稼ぐ歌い方は、精密採点Aiではマイナス評価の対象になると開発者が話しています。声そのものの強弱をつけたい人は「声量を上げる方法」も参考にしてください。
ロングトーン
ロングトーンは、一回の息で同じ高さの音を長く出すことです。DAMは、声をお腹でしっかり支えて音程がふらつかないようにすること、ある程度まっすぐ保ってからビブラートをかけると格好良くなることを紹介しています。伸ばす音の前に、息をしっかり吸っておきましょう。
ビブラート
ビブラートは、伸ばしている音を細かく揺らす技法です。DAMはビブラートを使う場所ではなく、揺れの美しさを見ています。JOYSOUNDは、揺れが音の高さと時間に対して確認されたときにカウントし、一定の音程と間隔で揺らすことをポイントに挙げています。
DAMは、ビブラートの評価が低いときは安定性やロングトーンの評価も下がっている場合があり、ビブラートを使わずにまっすぐ歌うと点が上がる可能性がある、としています。きれいに揺らせるようになるまでは、無理に入れないのも一つの方法です。
しゃくり・こぶし・フォール
しゃくりは低い音程から本来の音程へ滑らかに上げる技法、こぶしはメロディーの中で音を細かく動かす節回し、フォールは本来の音程から滑らかに下げる技法です。JOYSOUNDはこぶし・しゃくり・ビブラートをテクニックとして採点し、その中でもしゃくりがいちばん取り入れやすいとしています。
DAMの開発者は、しゃくりやこぶしなど同じ技法ばかりを使うと加点されにくいため、いくつかの技法を組み合わせることをすすめています。原曲で歌手が技法を使っている場所を真似すると、自然に入れられます。
リズム
DAMはリズムを「曲に合わせて正しく一定のテンポを保つこと」と説明し、伴奏をよく聴いて、リズムを感じながら歌うことが大切だとしています。リズム感は頭で考えるより体で覚えるもので、普段から音楽に合わせて小さく体を動かすと身につきやすいそうです。歌い出しのタイミングは、原曲で確認しておきましょう。
ボーナス(ハートボーナス・Ai感性ボーナス・AIボーナス)
ボーナスは、上手く聴こえる歌い方に加点されるものです。DAMの開発者は、採点を意識して音程をなぞるより、普段の歌い方で気持ちよく歌うほうが高得点につながると話しています。原曲の歌手の、フレーズの入り方・終わり方や、ビブラートのかけ方を聴き取って真似するのがコツです。
精密採点Aiでは、上手に聴こえる歌唱を検出するとピンクの光線が出て、画面右側の「Ai感性メーター」がたまります。JOYSOUNDの分析採点AI+/AIでは、歌唱区間ごとに「AIゲージ」が伸びます。ゲージが伸びる歌い方を保ったまま、音程を合わせていきましょう。
DAMで点数を上げるコツ
DAMの精密採点で点数を上げたいときは、次のポイントを意識しましょう。
- 結果画面の声域の表示で、赤くなった鍵盤の位置からキーを調整する
- 分析レポートで「フラット気味」と出たら、息を吸うこと、少し高めを意識することを試す
- ガイドメロディーをOFFにして歌い、音程正確率が上がるか確かめる
- Ai・Ai Heartでは、原曲の歌い方を真似て、ゲージが伸びる歌い方を覚える
- Ai Heartでは、アクセントやハンマリングも技法として検出される
- マイクの距離で抑揚をつけない
DAMには、スマホで精密採点ができるアプリ「カラオケ@DAM for スマホ」もあります。
JOYSOUNDで点数を上げるコツ
JOYSOUNDの分析採点で点数を上げたいときは、次のポイントを意識しましょう。
- 分析採点マスターで、区間ごとの音程一致率のグラフを見て、外した区間を練習する
- テクニックが出た場所に出るアイコンを確かめながら、同じフレーズを繰り返す
- 抑揚は、Aメロ・Bメロ・サビの展開に合わせて強弱をつける
- 結果画面の「音程の推移」で、上手く歌えた箇所と外した箇所を確認する
- 結果画面の音域・声域の表示とおすすめ曲を、キーや選曲の参考にする
JOYSOUNDにも、スマホで分析採点ができる公式アプリ「分析採点JOYSOUND」があります。
1回のカラオケでできる練習の手順
採点を練習に使うなら、次の順番で進めると、点数が上がった理由がわかりやすくなります。
歌う前に、キーを決める
音域チェッカーで地声の最高音を確かめ、キー計算ツールで下げ幅を決めておきます。キーを変えても点数は下がりません。
1曲目は、いつも通りに歌う
結果画面で、点数が低かった項目を確認します。DAMはレーダーチャートと分析レポート、JOYSOUNDは項目別の点数と総評を見ます。
外した場所を確かめる
DAMは声域の表示(出なかった音の鍵盤が赤くなる)、JOYSOUNDは音程の推移グラフで、音程を外した区間を見つけます。
2回目は、1つの項目だけを意識する
低かった項目のコツを1つだけ試します。全部を一度に直そうとすると、どこが良くなったのか分かりにくくなります。
結果を記録して比べる
DAMはDAM★とも、JOYSOUNDはうたスキのマイルームに結果を残し、同じ採点・同じ曲の点数どうしで比べます。
音程に不安がある人は音痴診断から
採点で音程の点がいつも低い人は、自分の音程がどのくらいずれているかを先に知っておくと、練習の目標がはっきりします。音痴診断(音感テスト)では、聞こえた音に合わせて声を出すだけで、音程のずれをスコアで測れます。
音痴の原因タイプ別の直し方は「音痴の治し方」で詳しくまとめています。
点数が伸び悩んだらボイトレで基礎を固める
音程や安定性がなかなか上がらないときは、息の使い方や声の出し方といった基礎に原因があることもあります。独学で伸び悩んだら、ボイトレ教室の無料体験レッスンで、自分の歌のどこを直せばいいかを見てもらう方法もあります。独学と教室の違いは「独学 vs ボイトレ教室」で詳しく比べています。
ここでは、カラオケが目的でも通いやすいマンツーマンの教室を3つだけ紹介します。
シアーミュージック
「カラオケ」コースがある、全国の校舎で通えるマンツーマン教室
- ボイトレ系のコースの中に「カラオケ」コースがある
- レッスンはすべてマンツーマンで、相性のよい講師を選べる
- 全国に約100校舎。都合のよい日時・校舎を選んで受けられる
- オンライン対応の講師なら、オンラインでも受講できる
無料体験レッスンあり
NAYUTAS(ナユタス)
カラオケ上達など趣味で通う人も多い、完全マンツーマンのボイトレ教室
- 公式サイトのよくある質問で、カラオケ上達など趣味目的の生徒が多いと案内している
- 完全マンツーマン。受けられなかったレッスンは振替ができる
- 空いている防音室を自習に無料で使える(一部校舎を除く)
- 全国100校以上。オンライン対応の講師も揃っている
1レッスン分を無料で体験できる
椿音楽教室
500か所以上のスタジオから通う場所を選べる、担当制のマンツーマン
- ボーカルのコースがあり、担当の講師がマンツーマンで教える
- 首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)と関西(大阪・京都・兵庫・奈良)の500か所以上のスタジオでレッスンできる
- 公式サイトでは、気に入った講師が見つかるまでレッスン料はかからないと案内している
- オンラインレッスンもある
60分の無料体験レッスンあり(スタジオ代は別途)
体験レッスンでは、採点で低かった項目や、よく歌う曲を伝えると、何を練習すればいいかが具体的になります。ほかの教室も比べたい人は、「カラオケ教室(音痴・初心者向け)」で料金や特徴をまとめています。
よくある質問
キーを下げると、点数は下がりますか?
下がりません。DAMは「キー変更自体は採点に影響しません」、JOYSOUNDは「キーは原曲キーではなくても点数に影響はありません」と公式サイトで案内しています。無理に原キーで歌って音程を外すより、自分に合うキーで正確に歌うほうが点数につながります。
ガイドメロディーは消したほうがいいですか?
DAMの分析レポートで「フラット気味」(音程が少し低め)と出る人は、試してみる価値があります。ガイドメロディーを頼りに歌うと、音程を少し下げて合わせるクセがつくことがあるため、DAMは公式サイトでOFFにして歌う方法を紹介しています。
同じ曲なのに、歌うたびに点数が変わるのはなぜですか?
どちらの採点も、歌うたびに音程の合い方や技法の出方、ボーナスの評価を見ているためです。JOYSOUNDは「加点、減点の両方の要素があります」と案内しており、DAMの開発者も、上手く聴こえる部分は加点し、不自然に聴こえる部分は減点すると話しています。
ビブラートがカウントされません。
JOYSOUNDの公式コラムでは、揺れが音の高さと時間に対して確認されたときにカウントされると説明しています。一定の幅と間隔で揺らすことを意識し、まずは音をまっすぐ伸ばすロングトーンから練習しましょう。DAMでは、ビブラートの評価が低いときに使わずに歌うと点が上がる場合がある、と公式サイトで紹介しています。
マイクの持ち方や距離で、点数は変わりますか?
DAMの開発者は、マイクの距離を変えて抑揚の点を稼ぐ歌い方は、精密採点Aiではマイナス評価の対象になると話しています。マイクは口から一定の距離で持ち、声そのものの強弱で抑揚をつけましょう。
採点が甘い機種、厳しい機種はありますか?
採点の種類によって、判定の基準は違います。DAMの開発者は、精密採点DX-Gで90点に届かなかった人が精密採点Aiで90点以上を出せるようになった一方、100点は取りにくくなったという声もあると話しています。DAMには、判定基準がやさしい「精密採点NIGHT」もあります。点数は、同じ採点どうしで比べましょう。
まとめ
カラオケの点数を上げるいちばんの近道は、自分に合うキーで、音程を正確に取ることです。
- DAMは精密採点Ai Heart、JOYSOUNDは分析採点AI+が最新の採点。項目やボーナスの名前は違う
- キーを変えても点数は下がらないと、両社とも公式に案内している
- 何点から上手いかの公式基準はない。DAMの開発者は、精密採点Aiで94〜95点なら十分上手いと話している
- いちばん確かな目安は、その曲の平均点と、自分の前回の点数
- 結果画面で低かった項目を、1回に1つずつ直していく


